カテゴリー「原子力に依存しない日本の再生」の記事

2012年5月 2日 (水)

ストップ再稼働 さようなら原発  5月5日は原発ゼロの日

「市民の声ニュース」 第95号  (2012、5、1発行)

ストップ再稼働 さようなら原発 

5月5日は原発ゼロの日

 55日には日本中の原子力発電所が停止します。現在、唯一稼働している北海道電力泊原発の3号機がこの日に定期検査入りして停止。5月5日のこどもの日、東京・芝公園でもう原発の再稼働はさせないことを確認し合う集会を開催します。「さようなら原発鯉のぼり」を持って、参加しませんか

集会名:原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会

  • 日時:5月5日(土)13:00~コンサート、13:30~集14:45~パレード出発
  • 場所:芝公園23号地 
  • 演奏:生田 卍さん
  • 司会:猿田佐世さん(弁護士)

· 発言者:鎌田 慧さん(ルポライター・呼びかけ人)
     澤地久枝さん(作家・呼びかけ人)
     神田香織さん(講談師・賛同人)
            
古今亭菊千代さん(落語家・賛同人)
            
長田秀樹さん(北海道平和運動フォーラム事務局長)
  大飯原発関連の発言者調整中
     山口幸夫さん(原子力資料情報室共同代表)
  落合恵子さん(作家・呼びかけ人)

 

●青空と爽やかな風を、なんの不安もなく楽しめる日々を子どもたちにプレゼントしたい! 

●子どもたちの未来のために、未来の子どもたちのために。

●まず全原発を止める、そして産業構造を変えてゆく、それが大人たちの責任。

●小さな地震列島です、どこも地元です。

  

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2012年4月 3日 (火)

★原発再稼働をやめさせよう!★

「市民の声ニュース」 第94号  (2012、4、1発行)

★原発再稼働をやめさせよう!★

●5月5日は原発稼働ゼロの日!●

3月26日、東京電力の柏崎刈羽原発6号機が定期検査のため原子炉を停止し、東電の全原発が停止しました。

現在、国内で唯一稼働中の北海道の泊原発3号機が5月5日に定期検査に入る予定で、5月5日には、晴れて、国内の全原発が停止します

 

子どもの日に、子どもたちの未来のためになる一歩が開かれることは、嬉しいことです。停止しても、行き場のない使用済み核燃料が全国の54基の原発に存在し、それが危険なことに変わりはないのですが、「原発なしで、やってゆける」ことが明らかになることは大きな前進です。

 

 これに対し、政府は「原発ゼロ」の回避に向けて、強引に原発再稼働を進めようとしています。狙われているのは、福井県の大飯原発(関西電力)と愛媛県の伊方原発(中国電力)です。

「ストレステストの一次評価が終わったから」、地元自治体の合意が取れれば再稼働を政治判断するとの勢いです。

 

しかし、原子力ムラの行う「安全評価」など誰も信じていません。「合意」も、電源立地交付金を受けている自治体のみが対象で、周辺自治体は対象外というのですから、福島の事故の被害範囲の大きさを忘れたとしか思えません。国民の生命•暮らしより、原発利権集団を優先する野田政権は許せません。

 

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2012年2月 3日 (金)

福島のお母さん武藤類子さんのスピーチから

=福島のお母さん武藤類子さんのスピーチから=

9/19「さようなら原発集会」で行われた武藤さんのスピーチの
抜粋です。

(前略)
 みなさん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋
を臨む浜通り。桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。猪苗代湖と
磐梯山のまわりには黄金色の稲穂が垂れる会津平野。そのむこうを深い
山々がふちどっています。山は青く、水は清らかな私たちのふるさとで
す。
3.11原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそ
そぎ、私たちはヒバクシャとなりました。 (中略)
毎日、毎日、否応無くせまられる決断。逃げる、逃げない? 食べる、食べない? 
洗濯物を外に干す、干さない? 子どもにマスクをさせる、させない? 畑をたが
やす、 たがやさない?  なにかに物申す、だまる?
 
さまざまな苦渋の選択がありました。

そして、今。 半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
  
・真実は隠されるのだ
   ・国は国民を守らないのだ
   ・事故はいまだに終わらないのだ
   ・福島県民は核の実験材料にされるのだ
   ・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
   ・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
   ・私たちは棄てられたのだ
私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
でも口をついて出てくる言葉は、「私たちをばかにするな」「私たちの命を奪
うな」です。

福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
 
・子どもたちを守ろうと、母親が、父親が、おばあちゃんが、おじいちゃんが・・・

・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けよ
   うと、労働
者たちが・・・

•土を汚された絶望の中から農民たちが・・・

・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障害を持った人々が・・・


・ひとりひとりの市民が・・・

国と東電の責任を問い続けています。そして、原発はもういらないと声をあげ

ています。 

私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。

私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩

と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してくだ

さい。

政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。

そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。今日は遠くニューヨークでスピーチ

をしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。


私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。
 

もうひとつ、お話したいことがあります。それは私たち自身の生き方・暮らし方

です。

私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を、想像しなけれ
ばなりません。便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っている事に思いを
はせなければなりません。原発はその向こうにあるのです。


   人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未
来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。 私はこの地球という美しい星と調和
したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでも、エネルギーを大事に
使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。

 どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答
えはわかりません。できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひ
とりが、本当に、本当に、本気で、
自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分が
できることを決断し、行動することだと思うのです。

 ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

 私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信を取り戻しま
しょう。そして、つながること。

 原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろ
がり、つながり続けていくことが、私たちの力です。 たったいま、隣にいる人と、
そっと手をつないでみてください。見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。
怒りと涙を許しあいましょう。今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世
界中に広げていきましょう。


 
私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、
道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかにほがら
かに生き延びていきましょう。
 

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2012年2月 2日 (木)

「さようなら原発集会」に6万人!

市民の声ニュース」 第90号  (2011、10、1発行)

さようなら原発集会」に6万人!

政府はこの声をしっかり受け止めよ!

 大江健三郎、鎌田譿さん、落合恵子さんらが呼びかけた9/19「原発さようなら集会」には、目標を上回る6万人の人々が集まり、積もりに積もった「原発いらない」の声を上げました。

 明治公園に入りきれない人が周辺にあふれ、パレードの最後尾が公園を出発したのは午後5時すぎでした。

  一方野田首相は、9月22日の国連演説で「原発再開」「原発輸出」を世界に宣言しました。

  いったい、この国の政治はどうなっているのか? これほど国民の思いとかけ離れた政治とは。

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2011年9月26日 (月)

広島原爆168個分のセシウム放出!

「市民の声ニュース」 第89号  (2011、9、1発行)

★広島原爆168個分のセシウム放出!

8月22日、政府(原子力•安全保安院)は、国会の求めに応じて、福島原発事故によって放出された放射線量の試算を発表しました。

6月にすでにIAEAに報告されていたものです。国民には知らせていなかった。「聞かれなかったから」というのでしょう!!

 

その数値は、

セシウム137が 広島原爆の168、5個分

ヨウ素131が         2、5個分

ストロンチウム90が      2、4個分

 

これだけの放射線を含んだ粒子が地球上にばらまかれ、水、土壌、食物、ごみ焼却灰なと形を変えながら、ずーっと私たちの周りを汚染し続けるのです。

セシウム137の半減期は30年、生殖細胞に作用して遺伝病を引き起こします。

 

事故発生以来、政府•東電は情報を小出しにし、対策が後手後手になって、避けられた筈のヒバクを発生させ続けています。

 

この国の政治家•官僚たちは、国民の生命を何と軽々しく扱っているのでしょう。

一刻も早く「放射線対策庁」を設置してきめ細かな測定と対策を行い、放射性物質の凝集と拡散を止めなければなりません。

このままでは、経済も医療も崩壊します。


★野田首相誕生〜〜有権者への裏切り政権

月30日、野田新首相が誕生しました。

 

限りなく自民党に近い野田佳彦、財務省の言いなりに緊縮財政、増税論者の野田佳彦、警察OBを雇用し捜査情報を違法入手していた品川美容外科から多額の献金を受けていた野田佳彦が、この危機の時代に首相になったのは、最悪の事態です。

2年前の政権交替時に民主党が掲げた公約を放棄するのならば、国民に信を問うのが民主主義です。

 

2年前に有権者から否定された麻生内閣の消費税増税法案をたてに消費税増税を進めるなど、言語道断です。

 

日本経済が瀕死の状態の今、増税に次ぐ増税では、国民の暮らしも経済も破たんします。

増税は絶対に阻止しましょう!!

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2011年8月 3日 (水)

(株)東京電力の救済を目論む原発賠償法案の成立を許すな!!

「市民の声ニュース」第88号 (2011、8、1発行)

(株)東京電力の救済を目論む原発賠償法案の成立を許すな!!

 

 現在国会で審議中の「原子力損害賠償支援機構法」は、7月27日に与野党が修正で合意し、 今週にも成立しそうな勢いです。

 

 この賠償支援機構法案は、「原子力災害の賠償は、天災や社会的動乱の場合を除いて、原子力事業者に損害賠償の責任がある」と明記した、現行の原子力損害賠償法を無視して、責任企業東電を全面的に救済する内容になっています。絶対に許せません。

 ●東電に会社更生法を適用せよ!

 

食中毒事件を起こした焼肉チェーン店は倒産のやむなきに至る,   それが商売の基本鉄則、資本主義のルールです。

 

ところが、今回、甚大かつ広範な被害を出し、未だ出し続けている福島第一原発事故を起こした(株)東電に対しては、全くルール破りの救済に、国を挙げて取り組もうというのが原子力損害賠償支援機構法です。

 

強盗殺人は罰せられるが、戦争での殺人は罰せられない、ということに似たものを感じます。

 

賠償額が膨大で企業が破綻するなら、法的に整理するのがスジです。そのために会社更生法があるのです。そして、経営者、社員、株主、金融機関が負担を分担するべきです。

 

この当たり前のルールが、なぜ東電にだけ適用されず、特別扱いされるのでしょう?

 

与野党が合意した修正案では、東電は温存し、株主責任、銀行の貸し手責任も問われず、負担は、電気料金の値上げと税金投入で国民に回ることになります。

 

●電気料金の値上げと増税で国民に負担を押し付けるな!

 

 これはモラルハザードであると、各界からが批判が出るのも当然です。重大事故を起こせば潰れるとのリスクが消えれば、電力会社は原発のうまみを手放すはずがない。膨大な補助金のおかげで「原発はコストが低い」とウソをつき、廃炉費用などのコストを隠してきたことと全く同じです。

 

●放射能汚染の拡がりを正確に知り、迅速な対策を!

 

牛肉のセシウム汚染のひろがりで、日本中の人々が改めて原発事故の脅威を痛感しています。

 

稲わら汚染の原因は、3月12〜15日と21日に膨大な量の放射性物質が拡散され、雨や雪とともに地に舞い降りたことにあり、そのホットスポットは決して半径○㎞以内などと線引きできない、天候、風向き、地形による、ということがわかってきました。

 

今一番深刻な問題は、稲わらが汚染した地域に当時暮らしていた(今も?)子どもたちの健康被害です。また自主避難は補償しないという政府の姿勢もヒバクを拡大しています。事故発生直後の情報隠しにより、1ヶ月以上も高濃度汚染地に留まらざるをえなかった方々もいます。

 

7月27日の衆院厚生労働委員会で参考人として意見陳述された東大アイソトープ総合センター長児玉龍彦氏は、

1)食料、土壌、水の測定を早急に 

2)子どもを守るための新法制定 

3)土壌汚染を除去するために民間の総力を結集できる体制を作る

ことがすぐにも必要と訴えておられます。

 

食料の測定器は簡単なものがたくさんできているそうです。今ある日本の技術の総力を挙げてことに当たる姿勢がなぜできないのか? 国会の怠慢であると。

 

60才以上の元技術者437人が結成した「福島原発行動隊」が、東電から協力の受け入れを断られている、というように、政府も東電も、民間の総力を結集するとの姿勢からはほど遠い。

 

一刻を争う事態なのに、なぜ?

 

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2011年7月 6日 (水)

政府は真剣になって国民の命を守れ!

「市民の声ニュース」第87号 (2011、7、1発行)

政府は真剣になって国民の命を守れ!

 

311原発震災発生からすでに3ヶ月半がたちますが、原発事故収束のメドは全くたたず、放射能汚染は広がるばかりです。

 

●早急に地下ダム建設し、地下水、海水汚染を防げ!

 

 事態は、メルトダウンからメルトスルー(溶けた核燃料が格納容器の底のコンクリートを溶

かして地下にめりこんでいる)を通り越して、地下水脈に達しようとしています。

 

 一刻も早く、地下にコンクリート壁を張り巡らせて、地下水脈の汚染を防ぐ、或は、汚染地

下水の海への流出を食い止めなければ、被害は甚大なことになると、京大原子炉実験所助教小出裕章さんが警告を発しています。

 

しかし、現実には、無策な政府東電は見当違いの対策に右往左往するばかり、地下ダムを建設する技術は日本にあるのに、1000億円の費用を東電が出し渋っているのです。

 

 原発事故発生当初から、政府東電は一貫して、深刻な事態を直視せず、対応が後手後手になって、被害を大きくしています。3月12日から15日の間に大量の放射性物資が広範囲に飛散し、情報周知と対策が取られないまま、多くの市民が被曝しました。被害の全容はまだまだつかみきれていません。

 

●相も変わらぬ情報隠し、その間に被害はますます広がる。

 被災者の暮らしは、梅雨と夏の暑さを前に困難を増すばかり。有効な対策が打ち出されず、人びとの疲れは限界に達しています。

 

 政治家、官僚、東電の役員達からは、住民を守ろうとの必死の覚悟がまったく見えません。一刻の猶予もないというのに!

 

 

  《 すぐにも実施すべき対策 》

 被災者への補償金、義援金を早急に支払う

 地下ダムを建設し、地下水、海水汚染を防ぐ

 被爆地の住民各個人に小型線量計を配布し、長期間の健康管理

システムをつくる

 原発作業員の末梢血幹細胞を保存し、長期間の健康管理をする

 

●老朽化した原発から廃炉に。玄界原発は最も危険!

 補償には、東電の資産をすべて出させる

 震災復興には、復興際を。財源にはこれまで国内を犠牲にして海外に貯め込んだ民間の対外純資産をあてる。50兆円の米国債もあてる。

 復旧、復興には、地域住民•事業者の意見を活かし、国は口を出さない。

原子力に頼らない地域の再生計画を豊かに描こう!

 

飯館村のように、自然との共生を軸に生活してきた人々が原発事故のせいで泣く泣く故郷を離れざるをえない、農業や酪農をやめざるをえない   本当に悔しい思いをされています。被災地の復興にあたっては、こうした人々の思いを取り入れて、希望の持てる将来像を描くことから始めるべきです。

 

「311以前に戻ることができたら•••」と思っている人がたくさんいます。でも、戻ることはできません。

 

311の悔しさ、痛みをテコに、二度と同じ悲劇をくりかえさないような将来像を作る努力が求められています。原発再稼働の旗を振る菅政権には決して任せられません。

 

 

///福島、沖縄•••、地方を犠牲にするこの国の有り様を変えよう!///

東電管内には原発はひとつもない、東北などの過疎地に補助金をばらまいて作ってきました。基地もそうです。国内の米軍基地の75%が沖縄にあります。原発も米軍基地も、国策として進められてきました。

 

地方を犠牲にして進められた戦後日本の発展が、今、根底的に問われています。誰かを犠牲にする発展のシステムはもうやめましょう!

 

 

///イタリアの国民投票、脱原発が勝利///

 

6月11,12日に行われたイタリアの国民投票で、原発再開に反対が94%(投票率54,8%)の結果。

スイス、ドイツに次いで、イタリアもさよなら原発を決定しました。世界は、かくも福島原発事故に衝撃を受けているのです。

 

それなのに、なぜ、当の日本では原発再開なのでしょう? 国民の民度が問われています。

 

 

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2011年6月 5日 (日)

政府•東電は情報を全て開示し国民の命を守れ!

「市民の声ニュース」第86号  (2011、6、1発行)

政府•東電は情報を全て開示し国民の命を守れ!

◆子ども年20ミリシーベルト基準完全撤回を

原発震災発生からすでに2ヶ月半になろうとしています。

10万人以上の方々が、地震と津波の被害の上に、放射能汚染という今も続く恐怖にさらされされ、ふるさとを奪われました。被害に遭われた全ての皆様に一日も早く平安な日々が訪れることを、心より念じます。

 

●真実を公表し、正確な情報を全面開示せよ。

 

3月11日以降、福島第一原発で一体何が起こっているのか、真実は一向に明らかにならず、政府も東電も発表を二転三転させている状態です。

それぞれ責任ある地位の者が、自己保身に躍起になって右往左往し、原発事故の早期収束に失敗したことだけが見えてきます。

 政府•東電が正確な情報を直ちに全面開示していたら被害を受けずにすんだはずの人びとがたくさん、無用な被曝を受け、今もさらされ続けています。

 

●文部科学省が、子ども年間20ミリシーベルト基準を実質撤回!

文部科学省が4月19日に通知した福島県内の児童生徒の年間被曝線量(暫定基準)20ミリシーベルトは、とんでもない数値です。

一般人の年間許容量1ミリシーベルトの20倍です。放射線の影響は子どものほうがずっと強く受けるというのに、です。

5.2ミリシーベルトを超える区域は<放射線管理区域>で、18才未満の作業が禁止されています。  

 40ミリシーベルトで労災認定が出された例もあり、4年余りで70ミリシーベルトを被曝した方は多発性骨髄腫で労災認定を受けています。

 将来ある子どもたちにこのような危険を強いる権利は誰にもありません。危険な地域の学校を閉鎖すると費用が莫大になるとのそろばん勘定ではじき出された<20ミリシーベルト基準>と言う他ありません。

5月23日、文科省へ直談判に訪れた福島の子どもと保護者らに高木大臣は面会もせず、 庁舎内に入れることも拒み、父母らは雨の中3時間近く訴え続けました。

そして5月27日、文科省が「子どもたちの基準値年間1ミリシーベルト以下をめざす」と発表!

 

●配布されない5万台の放射線測定器

アメリカ、フランス、カナダ、イギリスなどから送られた5万台の放射線測定器が全く活用されていない、各自治体も測定器不足で困っているというのに。問い合わせに応じた原子力安全広報課は「住民に配布することは考えていない」。この国の官僚は国民のことを考えていない!!

 

★人間の力でコントロールできない原子力に頼るのはもうやめよう!

★政府•東電は、原発労働者の安全をしっかりまもれ!

 

 

 

 

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2011年5月 6日 (金)

菅首相が浜岡原発全原子炉の停止を要請!

今回ばかりは、菅首相の英断を応援します。

一歩前進です。
中部電力は、首相の要請にただちに応じてください!

これが、たとえ菅首相の、延命を狙った政権浮揚策、思いつきだとしても。

官僚や大手メディアからどんなに攻撃されようと、絶対に撤回したり、あいまいにしたりしないでくださいね!!

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2011年5月 2日 (月)

これは2度目の敗戦だ

「市民の声ニュース」第85号 (2011、5、1発行)

国民の命が最優先されない日本という国

◆◆これは、2度目の敗戦だ◆◆

66年目の東京大空襲記念日の翌日、東日本大震災が起こりました。

浜に200〜300の遺体が寄せられているなど、現地の惨状が東京大空襲の記録に重なります。

まるで、戦争のよう、「でも爆弾が落ちて来ないだけよかった」と思ったのは大間違い。

放射性物質の拡散という見えない恐怖が終わるメドはなく、海を、大地を汚し続けています。

地震•津波の発生から50日以上経つというのに、未だ1万数千人の方々の遺体が確認されないという、

あまりに悲惨な状況に、ただ、ただ、胸が痛みます。

 

●次世代に重い負債を残してしまった私たちの責任

 

福島第一原発からの放射能漏れは収束のメドが立っていません。炉の安定化まで20年、30年かかるかも知れません。20年後何万人の犠牲者が出るかもしれず、経済への打撃も深刻です。これは、日本の第二の敗戦と言ってもよい事態です。

「どうして戦争を止められなかったの?」と私たちが問うたように、「どうして原発なんて作ったの?」と 私たちが後世の日本人から問われる立場になってしまいました。本当に、どうして、どうして、危険だと分かっていながら。悔いが残るばかりです。

 日本が地球上に放射能をまき散らしている事態は、国際的にも許されないことです。日本は、真摯に謝罪し、謙虚に世界からの助力を求めるべきです。

 ところが現実は、今ある脅威、今苦しんでいる国民をそっちのけに、戦後(復興計画)の利権をめぐって、利権集団がうごめいています。

 

●相も変わらぬ無責任体制•••地に堕ちた「安心、安全」

 

 先の大戦で、軍部と政治家は無責任に戦争に突入していった(勝てない戦争と知りながら、勇気をもって直言する者がいなかった)、今も全く同じだということを、私たちは、はっきり知らされました。

官僚は、国民のことではなく、自分たちの省益しか考えず、政治家も、国民が苦しんでいる状況に少しでも早く手を打とうとの決断力、指導力を発揮していません。

 

●相も変わらぬ大本営発表•••インターネット規制まで始まった

 

 大手メディアは、大本営発表で、東電と政府の情報を無批判に垂れ流すだけ。おまけに政府はインターネット規制まで始めています。

 先の戦争では、正確な情報を入手できた者が自分の命を守ることができました。今もそうです。私たちは、正確な情報を全国民が入手できるよう斗います。

 

 

どさくさまぎれに、辺野古にV字型滑走路建設を認めてしまった菅政権を許すな

●活断層の上に建つ浜岡原発は、すぐ止めて!

●子ども年20ミリシーベルトの基準は撤廃を!

●一日も早く、日本列島に平和な日々が訪れますように。

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●東京電力は、きちんと賠償責任を取れ! 税金で補償など、とんでもない。

 

 何兆円になろうとも、東電はきちんと自己責任で全ての被害者に補償すべきです。経済活動への打撃で多くの非正規労働者が職を失い、中小企業も倒産の危機に追い込まれている中、税金で補償など、とんでもない話です。

食中毒を出した飲食店はつぶれる、それが現実です。なぜ、東電だけ救済されるのか?

 

   重大事故を起こした東電は、企業責任で早急に当面の被害者への補償を実施し、将来の被害にも責任を取る義務があります。

   全資産を出し、足りなければ、株主と融資銀行が責任を取る、それが資本主義の規律です。

 

   東京都も、大株主としての責任を取るべきです。

 

●原子力に頼らない日本の再生に向け、叡智を集めよう!

政府の復興構想会議とやらができたそうですが、彼らに任せたら、ろくなことにはなりません。

まず、被災者、故郷を奪われた人びとの意見を尊重することから始めるべきです。自然エネルギーに立脚した新しい日本を作るためにすべての叡智を結集させましょう。

  「やっぱり原発は必要」と、電事連•政府•マスコミの宣伝で思い込まされている人びとには、「では、自分の住んでいる所に建ててください」と答えましょう。

   南相馬から、心の叫びが送られてきています。心の底からの祈りの叫びです。

 原子力で電気を作るのは、もう やめてください!

heart01こういう、まっとうな会社がどんどん出てきてほしい!heart01

 脱原発宣言を掲げた城南信用金庫のホームページ

 http://www.jsbank.co.jp/

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